ポケモンカードゲームが誕生したのは、1996年10月20日。あの頃、コンビニの棚に並ぶ拡張パックをワクワクしながら買いに行った記憶がある方も多いのではないでしょうか。
平成の長い年月の中で、ポケモンカードはただのカードゲームにとどまらず、“文化”として成長し続けてきました。
初代シリーズの素朴なデザイン、neoシリーズで登場した色違い(ひかるポケモン)、そしてDP・BW・XYと続く豪華で派手なカードたち。振り返ってみると、ルールやカードの種類が進化するたびに、私たちは新しい遊び方や驚きを体験してきました。
この記事では、平成時代(1996〜2019年)のポケモンカードゲームを「シリーズの変遷」「特殊ポケモン」「ルール変更」「レギュレーション」など、幅広い視点からまとめていきます。
平成の空気と、あの頃のワクワクを一緒に思い出しましょう✨
平成時代のシリーズ変遷(1996〜2019年)
ポケモンカードゲームは、1996年に誕生してから平成の終わりまで、実に多くのシリーズを展開してきました。ここでは、時代ごとの代表的な特徴や、当時のプレイヤーを夢中にさせたポイントを流れに沿って見ていきますね。

初代シリーズ(1996〜)
「ポケットモンスターカードゲーム」としてスタートした初代シリーズ。シンプルなイラストと基本ルールで構成され、今見てもどこか温かみのあるデザインが魅力でした。
エネルギーカードやトレーナーの種類も少なかったため、初心者でも遊びやすく、ポケモンカードの「原点」がここに詰まっています。
neo、VS、webシリーズ(2000〜)
『金・銀』の世界観を取り入れたneoシリーズは、色違いのひかるポケモンや、相手に優しい効果を持つやさしいポケモンなど、ユニークなカードが多数登場しました。
また、トレーナーが所有するポケモンが主役のVSシリーズや、当時としては画期的だったネット連動型のwebシリーズなど、新しい実験が多く行われた時代です。
eシリーズ〜ADV〜PCG時代(2001〜2005年)
バーコードを読み取って遊べる特徴的な「eカード」で話題を呼んだeシリーズ。この頃からカードのデザインが一気に近代化し、プレイの奥深さも増しました。
次に登場したADVシリーズでは、強力な「ポケモンex」が誕生し、攻撃力のインフレが進んでいきます。
続くPCGシリーズではタイプ相性・特殊ポケモン・特性などが整理され、今のポケモンカードに繋がる基盤が作られていきました。
DP、DPt、Lシリーズ(2006〜2010年)
世代交代が大きく進んだのがこの時期。
DPシリーズで登場したポケモンLV.Xは、進化前のワザや能力を引き継ぎつつ、さらに上位の性能を追加できるという新しい進化システムで、大会環境を一変させました。
DPtシリーズでは、トレーナー所有のSPポケモンが強力で、当時のプレイヤーを大きく熱狂させています。
Lシリーズでは、上下2枚を揃えることで登場できる伝説ポケモンが話題になりました。
BW〜XY〜XY BREAK(2010〜2016年)
平成後期のポケモンカードを象徴するのがこの時代。
まずBWシリーズで登場したポケモンEX(大文字EX)は、圧倒的な火力と高HPを持ち、環境を席巻しました。
続くXYシリーズでは、ゲーム本編で話題になったメガシンカ(M進化ポケモン)が登場。M進化すると自分の番が終わるというリスクがあるため、プレイヤーの戦略性がさらに高まりました。
そして、カードを横向きに重ねる独特な進化を持つBREAK進化が誕生し、デッキ構築の幅が一気に広がっていきます。
SMシリーズ(2016〜2019年)
平成最後のシリーズとなったSMでは、のちのカードゲーム界にも影響を与えたポケモンGXが登場します。
GXワザは1回しか使えませんが、その分とても強力で、試合の流れを一気に変えることも。
さらに圧倒的存在感を放ったのが、2〜3匹のポケモンが1枚になったTAG TEAM GX。
その火力とリスクの高さから、まさに平成ポケカの“最終形態”とも呼べる一時代を築きました。

ここまでが平成を駆け抜けたポケモンカードの大まかな流れです。次は、当時の特色を象徴する「特殊ポケモン」や、平成時代に行われたさまざまなルール変更についても深掘りしていきますね。
平成ポケカの流れを受け継ぐ“現行ハイクラスパック”をチェック
平成のポケモンカードは、シリーズを追うごとにデザインやルールが大胆に進化し、カードの華やかさもどんどん増していきました。
その系譜は令和の現在にも受け継がれていて、特別仕様のハイクラスパックは、まさに“平成ポケカの豪華さ”を現代向けにアップデートしたような存在なんです。
ここでは、コレクション目的にも遊ぶ目的にも人気の高い、注目の3パックをご紹介します。平成ポケカの雰囲気が好きだった方なら、きっとワクワクしちゃうはずですよ♡
① ポケモンカードゲーム MEGA ハイクラスパック MEGAドリームex BOX
EX時代の迫力を現代的にアレンジした人気パック。
カードのキラ感や演出がとても豪華で、平成後期の“派手なポケカ”が好きな人にも相性抜群です。
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② ポケモンカードゲーム スカーレット&バイオレット ハイクラスパック テラスタルフェスex BOX
ポケモンexをメインに据えた、近年人気のハイクラスパック。
テラスタルによるビジュアルの美しさも魅力で、開封の楽しさがとにかく大きい商品です。
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③ ポケモンカードゲーム MEGA 拡張パック メガシンフォニア BOX
XY時代を象徴する「メガシンカ」をテーマにした拡張パック。
強烈なビジュアルと、当時のメガシンカを思わせる演出が魅力で、コレクションにもぴったりです。
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平成時代に登場した“特殊ポケモン”と個性的なルールたち
平成のポケモンカードは、シリーズごとに独自の個性を持ったポケモンが次々と登場しました。
「わるい」「ひかる」「ex」「LV.X」「TAG TEAM」など、名前を聞いただけでテンションが上がる方も多いはずです。
ここでは、それぞれの魅力や特徴、当時のルールをやさしくまとめていきますね。
■ 初期〜PCG:わるいポケモン・やさしいポケモン・ひかるポケモン
・わるいポケモン
カード名に「わるい○○」と付く、ロケット団モチーフの人気カテゴリ。
HPが低めな代わりに、トリッキーなワザを持つものが多く、中には大会でよく見かけたカードもありました。
・やさしいポケモン
「やさしい○○」と付く特徴的なカードで、自分にも相手にもプラス効果を与える“ほっこり系”デザイン。
見た目の柔らかさもあり、コレクションとしても人気の高いシリーズでした。
・ひかるポケモン
ゲーム版の色違いをテーマにしたレアカテゴリ。デッキには同名を1枚までという厳しい制限があり、特別感がより強まっていました。
現在の色違いカードの元祖とも言えますね。
■ neo〜DP:ベイビィポケモン・アンノーン・スター(☆)
・ベイビィポケモン
相手がワザを使うときにコイントスを要求する“ベイビィルール”が特徴。
攻撃を受けにくく、序盤で場持ちが良いポケモンとして非常に重宝されました。
・アンノーン
アルファベットの種類ごとに別カードとして扱われ、デッキには合計4枚までという特別ルールが存在。
STRING能力(後の特性)でギミック性の高いデッキが作れたのも魅力でした。
・ポケモン☆(スター)
PCGシリーズを象徴する超人気レア枠。
色違いポケモンで、デッキには1枚しか入れられないという強烈な制限が特徴でした。今でもコレクション価値が非常に高いカテゴリです。
■ ADV〜BW:ポケモンex(小文字ex)→EX(大文字EX)へ
・ポケモンex(小文字ex)
“EX”とは違い、こちらは小文字ex。HPやワザは強力ですが、倒されると相手にサイド2枚を取られます。
リスクとパワーがセットになった、平成中期の象徴のような存在でした。
・ポケモンEX(大文字EX)
BWシリーズから登場。ポケモンexの後継で、より高いHP・火力を持つカードが多数。
ここから一気に“平成ポケカのパワーインフレ時代”が本格化したとも言われています。
■ XY:メガシンカ(M進化)・BREAK進化
・メガシンカ(M進化ポケモン)
ゲーム本編のメガシンカをカード化した人気カテゴリ。
進化すると自分の番が終わる代わりに、破格のパワーを得られるのが特徴で、“一発逆転”のロマンがありました。
・BREAK進化
カードを横向きにして重ねるスタイルが特徴的。
“進化前のワザを引き継ぐ”独自の進化体系で、デッキ構築に個性を出しやすく、上級者に愛される要素がたっぷりでした。
■ SM:GXポケモン・TAG TEAM GX
・ポケモンGX
GXワザは1試合に1回だけ使える切り札。
平成末期の大会環境は、この「GXワザをどのタイミングで撃つか」が勝敗を分けるほど重要でした。
・TAG TEAM GX
2〜3匹のポケモンが1枚になった超強力カード。倒されるとサイドを3枚取られるという“重いリスク”がある一方、攻撃性能は平成ポケカでもトップクラス。
平成最後を飾るにふさわしい、“最強クラスの派手さ”を持つシリーズです。

それぞれの時代に、こんなにも多彩で個性的なポケモンたちが登場していたなんて、あらためて振り返るとワクワクしますよね。
平成時代のルール・用語はどう変わっていった?
ポケモンカードは、長い歴史の中で少しずつルールや用語がアップデートされてきました。
「昔はこう呼んでいたけど、今は違う呼び方になっている」というものも多く、懐かしさを感じる方も多いかもしれません。
ここでは、平成の時代に特に大きかった “用語の変更” と “ルールの調整” を、わかりやすくまとめていきますね。
■ 用語の変更(旧名称 → 新名称)
BWシリーズ以降、いくつかの用語が現在の呼び方に統一されました。
昔のカードを読むと今とは表現が違うので、対戦やコレクションの際のちょっとした豆知識になりますよ。
- ダメージカウンター → ダメカン
- にげるエネルギー → にげるためのエネルギー
- トレーナー(総称) → トレーナーズ
- トレーナー(現在のグッズ) → グッズ
- サポーター → サポート
用語が整理されたことで、プレイヤー間での解釈違いが少なくなり、ゲーム自体もよりわかりやすくなっていきました。
■ タイプの変遷(どく/フェアリーなど)
ポケモンカードのタイプは、ゲーム本編18タイプと比べると、TCGでは簡略化されてきました。
特に特徴的なのがこの2つ。
- どくタイプ:
初期〜PCGは「草タイプ」、DP〜SMでは「超タイプ」に分類。 - フェアリータイプ:
XYシリーズで新設され、SMシリーズまで運用。
特にフェアリーは平成後期の象徴的なタイプで、かわいらしいイラストや独特の戦術性から人気を集めていました。
■ 弱点・抵抗力の調整
バトルのダメージ計算に直結する弱点と抵抗力も、シリーズが進むごとに細かな調整が行われてきました。
- 弱点:
PCGまでは一律「×2」 → DPで「+10〜40/×2」 → Lシリーズ以降「×2」で再統一 - 抵抗力:
PCGまでは「-30 or 半分切り上げ」 → DPで「-20〜30」 → Lシリーズ以降「-20」に統一
当時の大会では、弱点の値が「+20」か「+40」かでデッキの相性が激変したこともあり、環境分析がとても面白い時代でした。
■ 特殊状態の処理(ポケモンチェック)
どく、やけど、ねむり、マヒ、こんらん──。
バトルの駆け引きには欠かせない “特殊状態” の処理も、平成の間に整理されていきました。
▼ ポケモンチェックの基本手順
- 毒:ダメカン1個をのせる。
- やけど:ダメカン2個 → コイントスで継続判定。
- ねむり:コインを投げ、表で回復。
- マヒ:自分の番を1回過ごすと回復。
混乱だけは少し特殊で、ポケモンチェックとは別枠の扱いなのがポイントです。
■ エラッタ(効果の書き換え)と再録ルール
ポケモンカードでは、トレーナーズや特殊エネルギーの“同名カード”は、最新の効果に統一されます。
つまり、古いシリーズの「ポケモンキャッチャー」を使う場合でも、新しい効果(コイントス判定あり)として扱われます。
ポケモン自体のカードは原則エラッタされませんが、ごく稀にルール変更の都合でワザ効果が修正された例もあり、平成後期のプレイヤーには印象深いポイントです。

このように、平成のポケモンカードはシリーズごとに細かくルールが調整され、遊びやすさや戦術性が年々進化していきました。
平成ポケカを語るうえで欠かせない“レギュレーション(スタン落ち)”の歴史
公式大会で使用できるカードの範囲を定める「レギュレーション」。
ポケモンカードでは、一定期間が経つと古いシリーズが大会で使えなくなるスタンダードレギュレーション(いわゆるスタン落ち)が採用されてきました。
平成時代は、このレギュレーションが大きく動いた時期でもあり、デッキ構築や環境がガラッと変わるたびに、プレイヤーたちは新しい研究にワクワクしていたんです。
■ 2003年:旧裏面カードがついに除外へ
バトルロードスプリング☆2003で、最初の大きなスタン落ちが発表。
ここで旧裏面のカードがすべて使用不可となり、VSシリーズ以降の新裏面カードのみが使用可能になりました。
長年遊ばれてきた旧裏カードが大会から姿を消した、まさに歴史的な瞬間です。
■ 2005年:eシリーズまで除外、ADV以降へ
続くバトルロードスプリング☆2005では、ポケモンカードeまでのカードが対象に。
ここからADVシリーズ以降がスタンダードに統一されます。
この時期は、カードのデザインやルールの整備が一気に進み、現代ポケカへ向かう“転換期”と言われることも多いですね。
■ 2007年:ADVまでが使用不可、PCGシリーズ以降へ
バトルロードスプリング☆2007の改定では、ADVシリーズまでがスタン落ちし、PCGシリーズ以降がスタンダードに。
PCGシリーズはカード分類や特性の整備が本格化した時期で、ここから競技性が一段と高まりました。
■ 2009年:PCGまでが除外、DPシリーズが軸に
バトルロードスプリング☆2009では、PCGシリーズまでが大会で使えなくなり、DPシリーズ以降がスタンダードに指定されます。
DP〜DPt〜Lの時代は、「LV.X」「SPポケモン」「伝説ポケモン」など、TCGとしてのシステム面が大きく発展した時期でもあり、プレイ環境が一気に華やかになりました。
■ エクストラ・殿堂レギュレーションの成立
平成後期〜令和にかけて、より多様な遊び方を可能にするため、以下のレギュレーションも整備されていきます。
- エクストラレギュレーション:BWシリーズ以降すべてが使用可能。
- 殿堂レギュレーション:DPシリーズ以降のカードに“殿堂ポイント”を付与し、デッキ構築を制限。
「昔のカードも遊びたい」「最新カードで遊びたい」など、多様なプレイヤー層に合わせた仕組みとして人気があり、コレクション勢にも評価されています。

こうして見ると、平成時代のポケモンカードは、環境が何度も劇的に変わるほどの大きな“世代交代”を繰り返してきたことがわかりますね。
カードの効果変更(エラッタ)と“再録ルール”の仕組み
ポケモンカードには、同じ名前のカードが異なるシリーズで「再録」されることがあります。
このとき、昔のカードと最新カードで効果が違うというケースが生まれるのですが…実は、これらはすべて最新の効果に統一されるんです。
この仕組みが、いわゆる“エラッタ(効果の書き換え)”と呼ばれるもの。
平成時代にもこのルールが大きく関わる出来事がいくつかあり、プレイヤーの間でも話題になりました。
■ トレーナーズ・特殊エネルギーは「同名=最新効果」に統一
トレーナーズや特殊エネルギーのカードは、同名であればすべて最新の効果で使うというルールがあります。
たとえば、ADVシリーズの頃に発売されたカードであっても、現在の効果テキストに読み替えてプレイする必要があります。
このおかげで、旧カードを使うときのトラブルや解釈違いが少なくなり、スムーズにプレイできるようになっています。
■ エラッタの代表例:「ポケモンキャッチャー」弱体化事件
平成後期でもっとも大きな話題のひとつが、ポケモンキャッチャーの弱体化。
元々の効果は「相手のベンチポケモンを自由に呼び出せる」という非常に強力なものでした。
しかし、環境バランスを崩していたため、XYシリーズで『コインを投げ、オモテなら成功』という条件が追加され、実質的なエラッタとなりました。
この変更によって戦略の幅が大きく変わり、「運要素が増えた」「逆に読み合いが深くなった」と賛否両論ありつつも、プレイ環境が安定したと言われています。
■ ポケモンのカードは原則エラッタされない
基本的に、ポケモンのカードはエラッタ対象になりません。
そのため、昔のテキストがそのまま残っているカードも多く、コレクターにとっては“歴史の証拠”として重宝されています♡
ただ、例外として「後のルール変更に伴って効果の処理方法が変わった」ケースも存在します。
有名なのはジラーチ(Pt2)で、こちらは公式ルールの更新により解釈が修正された珍しいパターンです。
■ 再録カードは古いシリーズでも使用可能
大会レギュレーションの範囲内であれば、古いシリーズ(ADV以降)のカードでも使用可能です。
ただし、同名カードが現在のシリーズに存在する場合は、最新効果に統一されます。
「古いカードをそのまま使えるの?」と疑問に思う方も多いですが、効果の統一ルールのおかげで、対戦でも問題なく運用できる仕組みが整っているんです。

平成時代は、ルール変更が何度も行われていた時期でもあり、こうしたエラッタの存在はプレイヤーにとって大切な情報でした。
平成末期から令和へ──ポケモンカード中古市場の高騰とその背景
平成の終わりごろから、ポケモンカードは「遊ぶカード」だけでなく「集めるカード」「投資対象のカード」としても注目されるようになりました。
特に2020年前後は、かつてないほど価格が急騰し、普段カードに触れない層まで巻き込んだ社会現象に近い盛り上がりを見せています。
■ コロナ禍で起きた“コレクション需要”の爆発
2020年、新型コロナウイルスの影響で外出が制限され、対面での対戦イベント・大会も減少。
その結果、「遊ぶより、集めるほうへ」という流れが一気に広がりました。
家にいる時間が増えたことで、かつて遊んでいた平成ポケカを思い出す人が増え、カードショップでも旧シリーズの在庫がどんどん減少。
とくに「初代」「neo」「PCG」「DP」など、平成を象徴する世代のカードが一気に注目され、高額取引が続きました。
■ 供給不足と大会再開が重なり価格が急上昇
2021年以降は大会や対戦シーンも徐々に復活。
プレイヤー需要とコレクション需要が同時に増えたことで、供給が追いつかない状態が続きました。
特に人気ポケモンや希少カードは、中古市場で数万円〜数十万円という価格がつくことも珍しくなく、まさに「平成ポケカの価値が再評価された時代」と言えます。
■ 2024年末にいったん落ち着くも…2025年に再び上昇
2024年末には市場がいったんクールダウン。
「価格が高すぎて買えない」という反動から、市場が落ち着いた状態になりました。
しかし2025年に入ると、ポケモン公式が打ち出した『トレーナーのポケモン』が大ヒット。
キャラクター人気×ポケモン人気という強力な組み合わせが再注目され、多くの拡張パックが品薄に逆戻りしました。
特に人気トレーナーが描かれたカードは、発売直後からプレ値が付くこともあり、中古ショップ・オークションでも非常に高値で取引されています。
■ 平成ポケカは“文化資産”として価値が高まり続けている
平成時代のポケモンカードは、単なる古いカードではありません。
それは、当時遊んでいた私たちの思い出であり、TCGデザインの進化の歴史であり、コレクションとしてのロマンそのものです。

中古市場の価格変動は続いていますが、平成ポケカはこれからも“平成カルチャーの象徴”として、多くの人に愛され続けるはずです。
まとめ:平成ポケカは“進化と世代交代”をくり返す物語だった
ここまで、1996年の初代「ポケットモンスターカードゲーム」から、平成最後のSMシリーズまで、ポケモンカードゲームの歴史をざっと振り返ってきました。
あらためて整理してみると、平成ポケカの歴史はまるでひとつのポケモンが何度も進化と退化をくり返すような、ダイナミックな物語だったことがわかります。
- シリーズが変わるたびに、新しい特殊ポケモンが登場したこと
- 用語やルールが整理され、遊びやすさと戦略性が少しずつアップデートされていったこと
- レギュレーションの変更によって、何度も大きな“世代交代(スタン落ち)”が起きたこと
- 平成末期〜令和にかけて、コレクション・投資対象としても注目されるようになったこと
どの要素も、「カードゲームとしての進化」と「カルチャーとしての広がり」が同時に進んでいたことを示しています。
ただの“おもちゃ”ではなく、平成という時代そのものを映し出すひとつの文化としてのポケモンカードが、いかに多くの人の心に残っているかを感じますよね。
そして今もなお、令和の新シリーズやハイクラスパックを通じて、平成ポケカの系譜は続いています。
昔遊んでいたカードを引き出しから取り出して眺めてみるのもよし、この記事で紹介したような現行パックを開封して、あの頃のワクワクをもう一度味わってみるのも素敵だと思います。
私自身も、平成のポケモンカードを振り返りながら、「あのとき、友だちと夢中になってデッキを組んでいたなぁ」と、少し甘くて切ない気持ちになりました。
あなたにとっての“平成ポケカの思い出”も、きっとどこかで今につながっているはずです。
これからも、ポケモンカードが新しい世代の子どもたちと、かつてのプレイヤーたちの両方に愛され続けますように。
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よくある質問
- Q平成時代のポケモンカードは、いまの公式大会でも使えますか?
- A
基本的には、現在のスタンダードレギュレーションでは平成のカード(古いシリーズ)は使用できません。
ただし、BWシリーズ以降が使えるエクストラレギュレーションや、「殿堂ポイント」で制限をかける殿堂レギュレーションなど、特別なフォーマットでは一部のカードを使用できる場合があります。
遊ぶフォーマットごとにルールが違うので、公式サイトや大会告知のレギュレーションを確認するのがおすすめです。
- QEX・GX・TAG TEAMって、結局なにが違うの?
- A
ざっくりまとめると、こんなイメージです。
- ポケモンex/EX:倒されるとサイドを2枚取られる代わりに、HP・火力ともに高いポケモン。
- ポケモンGX:同じくサイド2枚ですが、1試合に1回だけ使えるGXワザを持っているのが特徴。
- TAG TEAM GX:2〜3匹のポケモンが1枚のカードにまとまった超強力カード。倒されるとサイド3枚取られる代わりに、攻撃性能が非常に高いです。
どれも「ハイリスク・ハイリターン」なカードで、平成末期〜令和初期の環境を大きく動かした存在でした。
- Q平成のポケモンカードを持っているんですが、取っておいたほうがいいですか?
- A
状態が良いカードや、人気の高いポケモン・希少なレアリティのカードは、コレクション価値が高くなる傾向があります。
必ずしも「高額で売れる」とは限りませんが、平成カルチャーの象徴的なアイテムでもあるので、思い出として大切に保管しておくのもおすすめです。スリーブやカードバインダーに入れて、湿気や日光を避けて保管してあげると、将来見返したときの満足度もぐっと上がりますよ。



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